[7日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6432.21(‐103.47) 前営業日終値 6535.68(‐50.10)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10676.78(‐213.85) 前営業日終値 10890.63(‐167.76)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4604.64(‐106.90) 前営業日終値 4711.54(‐96.68)
<ロンドン株式市場> 大幅続落。1月中旬以来、約半年ぶりの安値となった。ギリ シャ懸念が引き続き相場の重しとなったほか、金属価格の下落で鉱業関連銘柄が売られた 。 銅価格が約6年ぶりの安値をつけたことから鉱業株指数 .FTNMX1770 が4.40%低 下した。世界最大の金属消費国である中国の経済成長の先行き懸念が要因のひとつとなっ た。 航空機エンジンなどを手掛ける英ロールスロイス RR.L は5.4%下落した。前日は 利益見通しの下方修正が嫌気され6.3%値下がりしていた。この日はナティクシスとイ ンベステック、バーンスタイン、RBCが目標株価を引き下げたことが売り材料となった 。 不動産開発大手ランド・セキュリティーズ・グループ LAND.L は1.6%高。FT1 00種の中で伸びが最も大きかった。UBSが投資判断を「ニュートラル」から「買い」 に引き上げたことが好感された。
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。ユーロ圏はギリシャ問題をめぐり緊急の 首脳会議を開催しているが、ギリシャ側から支援策の獲得に向けた切迫さは見られず、失 望感が広がったもようだ。ギリシャの先行きは不透明感を極めている。 FTSEユーロファースト300指数 .FTEU3 は、24.13ポイント(1.61% )安の1476.47で取引を終えた。 DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は71.01ポイント(2.11%) 安の3294.19だった。 フランスのエンジニアリング大手テクニップ TECF.PA は8.3%安となり、1月以 来の安値をつけた。リストラ計画の費用として6億5000万ユーロ(約7億1900万 ドル)を計上し、一環で6000人の従業員を削減すると発表したことが嫌気された。