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*15:35JST 日経平均は反発、米株高受けた朝高の後は中国景気懸念で伸び悩み
日経平均は反発。
先週末14日の米株式市場でNYダウは5日続伸。
追加利上げ観測が再燃したが、主要銀行などの決算が好感された。
昨日17日のNYダウは6日続伸。
予想を下回った中国の国内総生産(GDP)などを受け売りが先行したが、イエレン財務長官が楽観的な見解を再表明したことから上昇に転じた。
また、金利低下でハイテクも買われた。
年初来高値を更新したNYダウを受けた今日の日経平均は65.92円高からスタート。
米株高に加え、先週末までの円高・ドル安方向への動きが一服したことなどが株価の支えとなった。
日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、その後、中国景気の先行きが懸念される中、香港や上海の株価指数が下落して始まると日経平均は伸び悩み、後場に入り一時下げに転じた。
ただ、下値を売り急ぐ動きはなく、その後はやや様子見ムードが広がる中、概ね小幅高水準で推移した。
大引けの日経平均は前日比102.63円高の32493.89円となった。
東証プライムの売買高は12億430万株、売買代金は3兆1122億円だった。
セクターでは銀行業、電気機器、輸送用機器などが上昇。
一方、サービス業、石油石炭製品、鉱業などが下落した。
東証プライムの値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は26%となった。
個別では、ANYCOLOR (TYO:)、三菱UFJ (TYO:)、みずほ (TYO:)、三井住友 (TYO:)、デンソー (TYO:)、7&iHD (TYO:)、ニデック (TYO:)、ルネサス (TYO:)、SHIFT (TYO:)、ディスコ
(TYO:)、東エレク (TYO:)、ソニーG (TYO:)、JT (TYO:)が上げた。
個別の材料では、第1四半期営業利益が前年同期比3.7倍となったチヨダ (TYO:)、同じく3.6倍となったヨシムラフード (TYO:)、第1四半期営業利益が1.00億円と前年同期の0.15億円の赤字から黒字に転換したRPA (TYO:)、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が44.2%となったサーバーワークス (TYO:)、第3四半期累計の営業利益が33.4%増となったJINSHD
(TYO:)、24年2月期業績と配当予想を上方修正した古野電気 (TYO:)、24年2月期利益予想上方修正と復配を発表したハブ (TYO:)、24年2月期業績予想を上方修正したDDグループ (TYO:)、アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について自宅で注射できる薬剤を開発すると伝えられたエーザイ (TYO:)が買われた。
一方、楽天グループ (TYO:)、ソシオネクスト (TYO:)、OLC (TYO:)、ソフトバンクG (TYO:)、日立 (TYO:)、ファーストリテ (TYO:)、第一三共 (TYO:)が安く、個別の材料では、第1四半期営業利益が47.3%減となったIDOM (TYO:)、同じく32.8%減となったテラスカイ
(TYO:)、第1四半期の営業損益が1.40億円の赤字となったJNS (TYO:)、同じく0.26億円の赤字となった北の達人 (TYO:)、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が22.5%となったベイカレント (TYO:)、24年5月期純利益が18.0%減予想と発表したパソナ (TYO:)が軟調な展開となった。
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