*15:52JST 日経平均は4日ぶり反落、金利低下も材料控えるなか様子見ムード
日経平均は4日ぶり反落。
8日の米株式市場でダウ平均は158.64ドル安と反落、ナスダック総合指数も-0.78%と反落。
中国7月貿易収支が予想以上に悪化し、世界経済の減速を懸念した売りが先行。
また、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが主要銀6行の格付見直しや中小銀10行の格下げを発表したことも重しになった。
一方、金利低下を背景とした押し目買いが入り、終盤には下げ幅を縮小した。
米株安を引き継いで日経平均は30.97円安からスタート。
一方、為替の円安基調が維持されているなか、前日同様に下値では買い戻しが入りやすく、その後は前日終値を挟んだもみ合いが続いた。
前場後半から後場にかけてはやや軟化したが、今晩以降に控える米国債の四半期入札や米消費者物価指数(CPI)を前にした様子見ムードが強まり、その後は膠着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比172.96円安の32204.33円となった。
東証プライム市場の売買高は15億9355万株、売買代金は3兆8471億円だった。
セクターでは鉱業、ゴム製品、機械が下落率上位に並んだ一方、空運、その他製品、医薬品が上昇率上位に並んだ。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の55%、対して値上がり銘柄は42%だった。
個別では、ダイキン (TYO:6367)はほぼ市場予想並みの増益決算だったが、会社計画が据え置かれたことが売りを誘い急落した。
想定外の減益スタートとなった三菱製鋼<
5632>、増益決算ながらも通期計画の未達が懸念されたBEENOS (TYO:3328)、上半期の業績予想を下方修正したニコン (TYO:7731)、ダイフク (TYO:6383)、タカラバイオ (TYO:4974)、決算が市場予想を下回ったシスメックス (TYO:6869)、NTTデータG (TYO:9613)、第1四半期の営業赤字が嫌気されたHUグループ (TYO:4544)、なども大きく下落した。
上半期が下振れ着地となった船井総研HD (TYO:9757)も売られた。
一方、業績上方修正と配当性向の引き上げが好感された神戸製鋼所 (TYO:5406)のほか、業績予想を上方修正したJエレベーター (TYO:6544)、NISSHA (TYO:7915)、住友林業 (TYO:1911)、バンナムHD (TYO:7832)、レゾナックHD (TYO:4004)、住友大阪セメ (TYO:5232)、第1四半期が好スタートとなったミズノ (TYO:8022)、エレコム (TYO:6750)、横河電機 (TYO:6841)、タカラトミー<
7867>、四半期受注高の底入れが好感されたTOWA (TYO:6315)、業績上方修正と増配を発表したアシックス (TYO:7936)、などが急伸。
ミズノはストップ高まで買われた。
また、第1四半期がやや上振れ気味で着地した大阪ソーダ (TYO:4046)は売り方の買い戻しを巻き込んでストップ高となった。
シュッピン (TYO:3179)は第1四半期決算がほぼ想定線も月次動向の改善を材料に買われた。
森永乳業 (TYO:2264)、鹿島建設 (TYO:1812)は第1四半期の好スタート決算を受けて午後から急伸した。
ほか、中国政府が週内にも中国人の日本への団体旅行を解禁する可能性が一部メディアで報じられ、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)、JAL (TYO:9201)、JR東日本 (TYO:9020)、寿スピリッツ (TYO:2222)、マツキヨココカラ (TYO:3088)などのインバウンド関連が買われた。
8日の米株式市場でダウ平均は158.64ドル安と反落、ナスダック総合指数も-0.78%と反落。
中国7月貿易収支が予想以上に悪化し、世界経済の減速を懸念した売りが先行。
また、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが主要銀6行の格付見直しや中小銀10行の格下げを発表したことも重しになった。
一方、金利低下を背景とした押し目買いが入り、終盤には下げ幅を縮小した。
米株安を引き継いで日経平均は30.97円安からスタート。
一方、為替の円安基調が維持されているなか、前日同様に下値では買い戻しが入りやすく、その後は前日終値を挟んだもみ合いが続いた。
前場後半から後場にかけてはやや軟化したが、今晩以降に控える米国債の四半期入札や米消費者物価指数(CPI)を前にした様子見ムードが強まり、その後は膠着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比172.96円安の32204.33円となった。
東証プライム市場の売買高は15億9355万株、売買代金は3兆8471億円だった。
セクターでは鉱業、ゴム製品、機械が下落率上位に並んだ一方、空運、その他製品、医薬品が上昇率上位に並んだ。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の55%、対して値上がり銘柄は42%だった。
個別では、ダイキン (TYO:6367)はほぼ市場予想並みの増益決算だったが、会社計画が据え置かれたことが売りを誘い急落した。
想定外の減益スタートとなった三菱製鋼<
5632>、増益決算ながらも通期計画の未達が懸念されたBEENOS (TYO:3328)、上半期の業績予想を下方修正したニコン (TYO:7731)、ダイフク (TYO:6383)、タカラバイオ (TYO:4974)、決算が市場予想を下回ったシスメックス (TYO:6869)、NTTデータG (TYO:9613)、第1四半期の営業赤字が嫌気されたHUグループ (TYO:4544)、なども大きく下落した。
上半期が下振れ着地となった船井総研HD (TYO:9757)も売られた。
一方、業績上方修正と配当性向の引き上げが好感された神戸製鋼所 (TYO:5406)のほか、業績予想を上方修正したJエレベーター (TYO:6544)、NISSHA (TYO:7915)、住友林業 (TYO:1911)、バンナムHD (TYO:7832)、レゾナックHD (TYO:4004)、住友大阪セメ (TYO:5232)、第1四半期が好スタートとなったミズノ (TYO:8022)、エレコム (TYO:6750)、横河電機 (TYO:6841)、タカラトミー<
7867>、四半期受注高の底入れが好感されたTOWA (TYO:6315)、業績上方修正と増配を発表したアシックス (TYO:7936)、などが急伸。
ミズノはストップ高まで買われた。
また、第1四半期がやや上振れ気味で着地した大阪ソーダ (TYO:4046)は売り方の買い戻しを巻き込んでストップ高となった。
シュッピン (TYO:3179)は第1四半期決算がほぼ想定線も月次動向の改善を材料に買われた。
森永乳業 (TYO:2264)、鹿島建設 (TYO:1812)は第1四半期の好スタート決算を受けて午後から急伸した。
ほか、中国政府が週内にも中国人の日本への団体旅行を解禁する可能性が一部メディアで報じられ、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)、JAL (TYO:9201)、JR東日本 (TYO:9020)、寿スピリッツ (TYO:2222)、マツキヨココカラ (TYO:3088)などのインバウンド関連が買われた。