日経平均は続伸。
5日の米国株式市場は、ウォルト・ディズニーの決算が嫌気されたものの、足元で弱い値動きが続いていた半導体関連は上昇するなどまちまち。
ただ、予想よりも早く利上げが実施されるとの見方から、為替市場では約2ヶ月ぶりに一時1ドル=125円台に乗せ、これを受けて日経平均は154円高からスタートした。
前場には一時上げ幅を200円超に広げ20800円台を回復する場面があったが、買い一巡後は20750円を挟んだもみ合いとなった。
後場もこう着感の強い展開が続いたが、大引けにかけて上げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比50.38円高の20664.44円となった。
東証1部の売買高は25億878万株、売買代金は3兆875億円だった。
業種別では、パルプ・紙、繊維製品、保険業が上昇率上位だった。
一方、水産・農林業、電気・ガス業、空運業が下落率上位だった。
個別では、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、三井住友 (TOKYO:8316)、みずほ (TOKYO:8411)などが堅調。
決算発表を受けて明治HD (TOKYO:2269)が17%高と急伸したほか、バンナムHD (TOKYO:7832)が6%高、NTT (TOKYO:9432)や三井物産 (TOKYO:8031)が3%超の上昇に。
また、ウィルグループ (TOKYO:6089)、森永菓 (TOKYO:2201)、明治HDなどが東証1部上昇率上位となった。
一方、東電力 (TOKYO:9501)、ファーストリテ (TOKYO:9983)、ソニー (TOKYO:6758)、KDDI (TOKYO:9433)、三菱商 (TOKYO:8058)などが軟調。
清水建 (TOKYO:1803)は決算発表後下げに転じた。
また、キャリアDC (TOKYO:2410)、アクリーティブ (TOKYO:8423)、東芝テック (TOKYO:6588)などが東証1部下落率上位となった。