*09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、利下げ期待が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 118695.32 +0.72%
20日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.54ポイント高(+0.72%)の118695.32で引けた。
日中の取引レンジは117627.67-118457.81となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。
利下げ期待が好感された。
なお、ブラジル中央銀行は21日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り13.25%から12.75%に引き下げると決定。
また、連日の下落で値ごろ感も強まり、買い戻しが優勢となった。
一方、米株安などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3068.15 -0.51%
20日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント安(-0.51%)の3068.15ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3013.75-3091.05となった。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。
追加の利上げ観測が嫌気された。
インフレ率の高止まりなどが背景にある。
なお、8月の生産者物価指数(PPI)上昇率は10.6%となり、前月の4.1%を大幅に上回った。
また、原油価格の下落も足かせに。
一方、成長の加速期待が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 66800.84 -1.18%
20日のインドSENSEX指数は下落。
前日比796.00ポイント安(-1.18%)の66800.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.90ポイント安(-1.15%)の19901.40で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
米長期債利回りの上昇を受け、外資の流出懸念から売りが優勢。
また、株式市場への外資流入が急速に減少しているとの報告も嫌気された。
4-7月の外資流入額は172億8000万米ドル減少したと報告されている。
ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から売りは継続した。
【中国本土】上海総合指数 3108.57 -0.52%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.39ポイント安(-0.52%)の3108.57ポイントと続落した。
約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米金利高が嫌気される流れ。
原油相場が昨年11月以来の高値を付けるなど、インフレ圧力が高まる中、昨夜の米債券市場では、米長期債利回りが約16年ぶりの高水準に達した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を20日午後(日本時間21日未明)に控え、結果を見極めたいとするムードも広がっている。
ただ、下値は限定的。
当局の景気支援スタンスが相場を下支えしている。
寄り付き前に中国人民銀行(中央銀行)が公表した実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、市場の予想通り、1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
ただ、市場関係者の間では、年内の利下げ観測が流れている。
20日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.54ポイント高(+0.72%)の118695.32で引けた。
日中の取引レンジは117627.67-118457.81となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。
利下げ期待が好感された。
なお、ブラジル中央銀行は21日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り13.25%から12.75%に引き下げると決定。
また、連日の下落で値ごろ感も強まり、買い戻しが優勢となった。
一方、米株安などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3068.15 -0.51%
20日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント安(-0.51%)の3068.15ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3013.75-3091.05となった。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。
追加の利上げ観測が嫌気された。
インフレ率の高止まりなどが背景にある。
なお、8月の生産者物価指数(PPI)上昇率は10.6%となり、前月の4.1%を大幅に上回った。
また、原油価格の下落も足かせに。
一方、成長の加速期待が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 66800.84 -1.18%
20日のインドSENSEX指数は下落。
前日比796.00ポイント安(-1.18%)の66800.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.90ポイント安(-1.15%)の19901.40で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
米長期債利回りの上昇を受け、外資の流出懸念から売りが優勢。
また、株式市場への外資流入が急速に減少しているとの報告も嫌気された。
4-7月の外資流入額は172億8000万米ドル減少したと報告されている。
ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から売りは継続した。
【中国本土】上海総合指数 3108.57 -0.52%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.39ポイント安(-0.52%)の3108.57ポイントと続落した。
約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米金利高が嫌気される流れ。
原油相場が昨年11月以来の高値を付けるなど、インフレ圧力が高まる中、昨夜の米債券市場では、米長期債利回りが約16年ぶりの高水準に達した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を20日午後(日本時間21日未明)に控え、結果を見極めたいとするムードも広がっている。
ただ、下値は限定的。
当局の景気支援スタンスが相場を下支えしている。
寄り付き前に中国人民銀行(中央銀行)が公表した実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、市場の予想通り、1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
ただ、市場関係者の間では、年内の利下げ観測が流れている。