*09:35JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ観測も引き続き嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 127093.57 +0.86%
11日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比177.16ポイント安(-0.14%)の126916.41で引けた。
日中の取引レンジは126,526.12-127,153.64となった。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。
通貨レアル安の進行が
ブラジル株の圧迫材料。
また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確
定売り圧力も強まった。
一方、指数の下値は限定的。
成長予想の上方修正が好感さ
れた。
ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にした最新調査では、2023年
の成長予想が前回の2.84%から2.92%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 3026.17 -1.75%
11日のロシア株式市場は反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比53.82ポイント安(-1.75%)の3026.17ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3,025.74-3,082.30となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
大手銀行ズベルバンク(SBER)の業績悪化が同セクターの圧迫材料。
また、利上げ観測も引き続き嫌気された。
今週15日に公表される政策金利について、年15.00%から15.50%に引き上げられると予測されている。
一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 69928.53 +0.15%
11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。
前日比102.93ポイント高(+0.15%)の69928.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.70ポイント高(0.13%)の20997.10で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。
FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。
また、欧州市場がおおむね堅調だったことも終盤の買いにつながった。
【中国本土】上海総合指数 2991.44 +0.74%
週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.88ポイント高(+0.74%)の2991.44ポイントと続伸した。
先週末に引き続き自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。
企業が足元で自社株買いの計画を相次いで発表していることも好感された。
ただ、上値は限定的。
9日に中国で公表された11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろってマイナス幅を拡大した。
なかでもCPIの下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさとなっている。
それより先、7日発表の貿易統計は、人民元建て輸出がプラス成長を回復したものの、輸入の伸びが大幅に鈍化した。
11日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比177.16ポイント安(-0.14%)の126916.41で引けた。
日中の取引レンジは126,526.12-127,153.64となった。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。
通貨レアル安の進行が
ブラジル株の圧迫材料。
また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確
定売り圧力も強まった。
一方、指数の下値は限定的。
成長予想の上方修正が好感さ
れた。
ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にした最新調査では、2023年
の成長予想が前回の2.84%から2.92%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 3026.17 -1.75%
11日のロシア株式市場は反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比53.82ポイント安(-1.75%)の3026.17ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3,025.74-3,082.30となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
大手銀行ズベルバンク(SBER)の業績悪化が同セクターの圧迫材料。
また、利上げ観測も引き続き嫌気された。
今週15日に公表される政策金利について、年15.00%から15.50%に引き上げられると予測されている。
一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 69928.53 +0.15%
11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。
前日比102.93ポイント高(+0.15%)の69928.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.70ポイント高(0.13%)の20997.10で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。
FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。
また、欧州市場がおおむね堅調だったことも終盤の買いにつながった。
【中国本土】上海総合指数 2991.44 +0.74%
週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.88ポイント高(+0.74%)の2991.44ポイントと続伸した。
先週末に引き続き自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。
企業が足元で自社株買いの計画を相次いで発表していることも好感された。
ただ、上値は限定的。
9日に中国で公表された11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろってマイナス幅を拡大した。
なかでもCPIの下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさとなっている。
それより先、7日発表の貿易統計は、人民元建て輸出がプラス成長を回復したものの、輸入の伸びが大幅に鈍化した。