40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

午前の日経平均は続伸、心理的節目3万4000円回復で上昇に弾み

発行済 2024-01-10 12:21
更新済 2024-01-10 12:27
© Reuters.  1月10日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比623円61銭高の3万4386円79銭と、続伸して取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮
USD/JPY
-
JP225
-

[東京 10日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比623円61銭高の3万4386円79銭と、続伸して取引を終えた。日経平均は心理的節目の3万4000円を回復した後も上値追いの展開となり、ザラ場でのバブル崩壊後高値を更新した。1990年3月上旬以来、約33年10カ月ぶりの高値水準となった。9日の米国株式市場でのハイテク株高に加え、為替のドル高/円安が日本株を押し上げた。市場では東証の改革要請や新NISA(少額投資非課税制度)への期待なども株価押し上げ要因になっているとの見方もあった。

日経平均は前営業日比133円高の3万3896円33銭と続伸して寄り付いた。心理的節目の3万4000円を回復した後は上昇に弾みをつけ、639円高の3万4402円45銭で高値をつけた。前日午後3時時点で143.80円台となっていた為替のドル/円は144.80円近辺と急速にドル高/円安が進行。時間外取引での米株先物はナスダックが上昇し、大型ハイテク株の支えとなった。

TOPIXは1.3%高の2444.34ポイントで午前の取引を終了し、同じくバブル崩壊後高値を更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.3%高の1257.73ポイント。東証プライム市場の売買代金は1兆9549億2800万円だった。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストはきょうの日経平均の大幅上昇について、年末に積み上がっていたショートポジションの買い戻しによるものと分析する。ただ、中長期的にみても日本株への期待は根強く、「新NISAで個人投資家の資金が流入しているほか、東証改革への期待もあり、足元の日本株は相対的に投資しやすい」という。東証は15日に改革要請に基づいて開示している企業の一覧表を公表する予定。

© Reuters.  1月10日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比623円61銭高の3万4386円79銭と、続伸して取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

東証33業種では、値上がりは精密機器、その他製品、医薬品、電気機器など31業種で、値下がりは海運の1業種にとどまった。鉱業は変わらずだった。

個別では、ファーストリテイリング (T:9983)が2%超高で日経平均を約96円押し上げたほか、東京エレクトロン (T:8035)、京セラ (T:6971)、TDK (T:6762)もしっかり。富士通 (T:6702)は2%超安。英政府調達からの締め出し圧力にさらされていると報じられ、嫌気された。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1251銘柄(75%)、値下がりは354銘柄(21%)、変わらずは52銘柄(3%)だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます