[12日 ロイター] - 今週末にかけ大規模な冬の嵐に見舞われる見通しの米国で12日、空の便に乱れが出ている。航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」によると、午前の段階で1600便超が欠航、1200便超が遅延となっている。
デルタ航空は「中西部でこの日と明日に予想される天候によって、運航上の問題が発生する見通し」とした。
サウスウエスト航空も、シカゴ、デトロイト、オマハの一部の便に影響が出る可能性があるとした。
また、ユナイテッド航空はこれまでに258便を欠航した。アラスカ航空が運航していたボーイング製旅客機「737MAX9」の側壁の一部が吹き飛んだ事故を受けた点検のため、ユナイテッドはすでに同型機の多くの運航を欠航。さらに運航予定便を他の機種に切り替えて運航するという。
米連邦航空局(FAA)は11日、同型機に関する正式調査を開始すると発表した。