*09:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレ率の加速が引き続き警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 128150.71 -0.10%
17日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比132.91ポイント安(-0.10%)の128150.71で引けた。
日中の取引レンジは127696.11-128463.70となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。
インフレ率の加速が引き続き警戒された。
また、欧州市場がさえない展開を示したことも足かせとなった。
一方、指数の下値は限定的。
中国当局が不動産支援を強化していることが好感された。
また、レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3486.26 +0.45%
17日のロシア株式市場は7連騰。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.54ポイント高(+0.45%)の3486.26ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3477.85-3490.77となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。
原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。
また、米利下げへの期待が再び高まっていることも外資の流出懸念を後退させた。
ほかに、中国の景気支援スタンスなどが対中輸出の拡大期待を高めた。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 73917.03 +0.34%
17日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比253.31ポイント高(+0.34%)の73917.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同62.25ポイント高(+0.28%)の22466.10で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
輸出の拡大期待が支援材料。
2024年度の輸出額が5000億-5100億米ドルに拡大すると予測されている。
また、インドの経済規模が24年度に4兆米ドルにタッチするとの見方も好感された。
ほかに、景気対策への期待などが引き続きサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3154.03 +1.01%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.63ポイント高(+1.01%)の3154.03ポイントと続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
中国は財政政策を強化しているほか、不動産支援策を相次ぎ打ち出している。
不動産市場のテコ入れに向け、中国人民銀行(中央銀行)と国家金融監督管理総局は17日、住宅ローン規制の緩和、住宅公共積立金(公積金)の金利引き下げを通知した。
また、何立峰・副首相は17日の会議で、売れ残った住宅を地方政府に買い取らせる方針を示している。
一方、取引時間中に公表された中国経済指標はまだら模様。
今年4月の鉱工業生産は予想を上回ったものの、4月の小売や1-4月の固定資産投資が予想にとどかなかった。
1-4月の不動産開発投資は減少率が拡大している。
中国景気の鈍化が懸念される中、指数は安く推移する場面もあったが、後場途中から再びプラスに転じ、引けにかけて上げ幅を広げた。
17日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比132.91ポイント安(-0.10%)の128150.71で引けた。
日中の取引レンジは127696.11-128463.70となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。
インフレ率の加速が引き続き警戒された。
また、欧州市場がさえない展開を示したことも足かせとなった。
一方、指数の下値は限定的。
中国当局が不動産支援を強化していることが好感された。
また、レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3486.26 +0.45%
17日のロシア株式市場は7連騰。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.54ポイント高(+0.45%)の3486.26ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3477.85-3490.77となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。
原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。
また、米利下げへの期待が再び高まっていることも外資の流出懸念を後退させた。
ほかに、中国の景気支援スタンスなどが対中輸出の拡大期待を高めた。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 73917.03 +0.34%
17日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比253.31ポイント高(+0.34%)の73917.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同62.25ポイント高(+0.28%)の22466.10で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
輸出の拡大期待が支援材料。
2024年度の輸出額が5000億-5100億米ドルに拡大すると予測されている。
また、インドの経済規模が24年度に4兆米ドルにタッチするとの見方も好感された。
ほかに、景気対策への期待などが引き続きサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3154.03 +1.01%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.63ポイント高(+1.01%)の3154.03ポイントと続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
中国は財政政策を強化しているほか、不動産支援策を相次ぎ打ち出している。
不動産市場のテコ入れに向け、中国人民銀行(中央銀行)と国家金融監督管理総局は17日、住宅ローン規制の緩和、住宅公共積立金(公積金)の金利引き下げを通知した。
また、何立峰・副首相は17日の会議で、売れ残った住宅を地方政府に買い取らせる方針を示している。
一方、取引時間中に公表された中国経済指標はまだら模様。
今年4月の鉱工業生産は予想を上回ったものの、4月の小売や1-4月の固定資産投資が予想にとどかなかった。
1-4月の不動産開発投資は減少率が拡大している。
中国景気の鈍化が懸念される中、指数は安く推移する場面もあったが、後場途中から再びプラスに転じ、引けにかけて上げ幅を広げた。