29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり110銘柄、変わらず6銘柄となった。 日経平均は小幅反落。
前日比17.18円安の18885.84円（出来高概算11億3000万株）で前場の取引を終えた。
米連邦公開市場委員会（FOMC）では、政策金利は据え置かれたものの、声明に12月の利上げを検討するとの表現が加わった。
これを受けて28日のNYダウは急落する場面もあったが、結局198ドル高で取引を終えた。
米株高の流れから日経平均は143円高でスタートしたが、寄り付き前に発表された9月鉱工業生産指数が市場予想を上回り、日本銀行による追加金融緩和への思惑が後退したことで前日終値水準まで値を消した。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となった。
朝高後は先物売りを受けて下落し、前引け時点で2.0％安となった。
2位のDENA (T:2432)は17.0％安で、全市場下落率トップとなった。
任天堂 (T:7974)がスマートフォンゲームのサービス開始を来年3月に延期すると発表したことがネガティブ視されたようだ。
任天堂は今年3月にスマートフォンゲームへの参入を発表し、資本・業務提携先のDENAと準備を行っていた。
一方、値上がり寄与トップは前日に続きファナック (T:6954)となった。
通期業績予想の上方修正を受けた買いが継続したが、前引けにかけて伸び悩む場面も見られた。
6位のオークマ (T:6103)は9.1％高と急伸し、東証1部上昇率3位にランクインした。
前日に上期決算を発表している。
市場コンセンサスを上回る水準まで通期予想を上方修正したことや、期末配当予想を増額したことなどがポジティブ視された。
*11:30現在 日経平均株価 18885.84(-17.18) 値上がり銘柄数 109(寄与度+86.50) 値下がり銘柄数 110(寄与度-103.68) 変わらず銘柄数 6 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6954) ファナック 21215 350 +13.73 (T:9984) ソフトバンクG 6851 71 +8.36 (T:6762) TDK 7650 170 +6.67 (T:4503) アステラス薬 1723.5 29.5 +5.79 (T:4901) 富士フイルム 4854 82 +3.22 (T:6103) オークマ 961 80 +3.14 (T:4543) テルモ 3510 35 +2.75 (T:4507) 塩野義 4410 65 +2.55 (T:7751) キヤノン 3649 39 +2.29 (T:9735) セコム 7971 55 +2.16 (T:1928) 積水ハウス 2013 44 +1.73 (T:6305) 日立建 1857 36 +1.41 (T:4519) 中外薬 3840 35 +1.37 (T:6758) ソニー 3466 31 +1.22 (T:6770) アルプス 3550 30 +1.18 (T:6479) ミネベア 1341 30 +1.18 (T:7733) オリンパス 4045 30 +1.18 (T:2502) アサヒ 3784 29 +1.14 (T:6471) 日精工 1393 25 +0.98 (T:6988) 日東電 7833 25 +0.98 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 43230 -900 -35.31 (T:2432) DENA 2030 -415 -4.88 (T:7203) トヨタ 7430 -120 -4.71 (T:7267) ホンダ 3997 -54 -4.24 (T:8035) 東エレク 7108 -81 -3.18 (T:3382) 7&I-HD 5490 -78 -3.06 (T:9433) KDDI 2921 -12.5 -2.94 (T:4063) 信越化 7154 -58 -2.28 (T:6367) ダイキン 7739 -52 -2.04 (T:4452) 花王 6002 -51 -2.00 (T:2801) キッコーマン 3690 -50 -1.96 (T:8801) 三井不 3283 -42 -1.65 (T:9613) NTTデータ 6260 -40 -1.57 (T:7269) スズキ 3995 -37 -1.45 (T:8601) 大和証G 827.1 -36.4 -1.43 (T:8604) 野村HD 751.3 -35.7 -1.40 (T:4911) 資生堂 2907 -35 -1.37 (T:7270) 富士重 4685 -30 -1.18 (T:4523) エーザイ 7360 -29 -1.14 (T:2802) 味の素 2667.5 -26 -1.02