[4日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6412.88(+29.27) 前営業日終値 6383.61(+21.81)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10845.24(‐105.91) 前営業日終値 10951.15(+0.48)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4948.29(+12.11) 前営業日終値 4936.18(+19.97)
<ロンドン株式市場> 続伸し、FT100種総合株価指数 .FTSE が29.27ポ イント(0.46%)高の6412.88で高値で取引を終えた。金属需要の回復期待で 鉱業株が買われたほか、小売り大手のマークス・アンド・スペンサー MKS.L をはじめと する好決算発表も相場を後押しした。 ただ、米国の週間石油統計で原油の在庫が増加したことなどを受けて、エネルギー株 が売られたことで、相場は引けにかけて上昇幅を縮小した。 FT350種鉱業株指数 .FTNMX1770 は1.81%の上昇。金属価格の値上がりに支 えられた。 資源大手グレンコア GLEN.L は5.4%高。負債を現状の300億ドルから200億 ドルに圧縮する方針を発表したことが好感された。グレンコアは資金流動性を確保するた めの資産売却や、銅価格の底上げを狙った生産削減も計画している。 鉱業大手のアングロ・アメリカン AAL.L やBHPビリトン BLT.L 、リオ・ティント RIO.L も1.0%から3.0%の値上がりとなった。 マークス・アンド・スペンサーは2.8%高。食品以外の部門の通年の利益見通しを 引き上げたことや、上半期の業績が予想を上回ったことが好感された。 一方、住宅建設関連は下落した。バークレー・グループ BKGH.L やパーシモン
<欧州株式市場> まちまちだった。市場では、米連邦準備理事会(FRB)のイエ レン議長が議会証言で12月も利上げの可能性があるとの見方をあらためて示したことが 材料視された。 FTSEユーロファースト300種 .FTEU3 は6.84ポイント(0.46%)高の 1501.05。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和期待で一時は約1.1%高まで 上昇した。一方、DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は3.52ポイント(0 .10%)安の3439.16だった。 ドイツのクセトラDAX指数 .GDAXI は0.97%の下落。フォルクスワーゲン