(香港のリポートを追加しました) [上海 18日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 大引け 3568.4676 36.3275安 3916.6億元(上海A株) 高値 3617.0688 安値 3558.6968 前場終値 3611.0974 6.3023高 2045.0億元(上海A株) 寄り付き 3605.0606 0.2655高 前営業日終値 3604.7951 2.1623安 5205.5億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 大引け 22188.26 75.99安 636.6億香港ドル 高値 22349.73 安値 22163.28 前場終値 22285.93 21.68高 354.5億香港ドル 寄り付き 22331.77 67.52高 前営業日終値 22264.25 253.43高 738.6億香港ドル
18日の中国株式市場は続落して引けた。住宅価格が上昇に転じたことから不動産株 は急伸したが、それ以外の多くのセクターで利益確定の売りが優勢となった。 上海総合指数 .SSEC の終値は36.3275ポイント(1.01%)安の3568 .4676。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 .CSI300 は42.807ポイント(1.14%)安の3715.580。
夏場の中国株安から相場は25%以上回復したが、IPOが近く再開されることや、 多くの投資家が経済の健全性を懸念する中で、売り圧力は強まっている。 ただ、不動産株指数 .CSI300REI は3.5%高と急伸した。10月の中国の新築住宅 価格が前年比0.1%上昇、14カ月ぶりに上昇となったことを背景に、万科企業<00000 2.SZ>、保利房地産 600048.SS など中国の大手不動産開発会社に買いが膨らんだ。 半面、最近の上昇相場を主導していた小型株は大きく下げた。深セン証券取引所の新 興企業向け市場、創業板(チャイネクスト) .CHINEXTC は2.1%安だった。 香港株式市場は反落した。中国本土市場につれ安となったが、不動産株は上昇した。 13日のパリ同時攻撃をめぐる不安がくすぶる中、世界的な商品市況の悪化や米利上 げ見通しの高まりなどで、地合いは依然として不安定。 ハンセン指数 .HSI の終値は75.99ポイント(0.34%)安の2万2188. 26。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は18.15ポイント(0.18%) 安の1万0055.28。 不動産株指数 .HSCIPC は上昇。保利 0119.HK や中国海外宏洋集団(チャイナ・オ ーバーシーズ) 0081.HK など、中国で事業を展開する香港上場の不動産株が買われた。 ほかの大半のセクターは下落し、エネルギー関連株 .HSCIE とサービス関連株<.HSCI S>が下げを主導した。