*09:58JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、成長予想の上方修正が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 124307.83 +1.36%
27日のブラジル株式市場は続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1666.53ポイント高(+1.36%)の124307.83で引けた。
日中の取引レンジは122641.84-124307.83となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
成長予想の上方修正が好感された。
ブラジル中央銀行は27日、四半期のインフレ報告を発表。
2024年度の国内総生産(GDP)成長予想は前回の1.9%から2.3%に上方修正された。
一方、24年のインフレ予想は前回の3.5%から4.0%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 3150.32 -0.04%
27日のロシア株式市場は小反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.38ポイント安(-0.04%)の3150.32ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3122.08-3158.40となった。
前半は軟調な展開を示したが、後半は前日の終値近辺まで回復した。
通貨ルーブル高で輸出銘柄に売りが広がった。
また、欧米との対立なども引き続き警戒された。
一方、指数の下値は限定的。
原油価格の上昇が指数をサポートした。
また、経済指標の改善も好感された。
5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は5.3%となり、前月の3.9%と予想の2.3%を上回った。
【インド】SENSEX指数 79243.18 +0.72%
27日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比568.93ポイント高(+0.72%)の79243.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同175.70ポイント高(+0.74%)の24044.50で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をやや拡大させた。
SENSEX指数はこの日、再び過去最高値を更新。
個人消費の回復観測が支援材料となった。
モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、2024年度のインド個人消費の増加率が6.1%になると予測。
予想通りなら前年度の4%を上回る。
また、インフレ率の落ち着きがみられた場合、個人消費が一段と拡大するとの見方を示した。
また、インド応用経済調査会(NCAER)も最新リポートで、投資の拡大やマクロ経済の安定を指摘し、24年度のインドの成長率が7.5%になると予測した。
【中国本土】上海総合指数 2945.85 -0.90%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.67ポイント安(-0.90%)の2945.85ポイントと反落した。
2月20日以来、約4カ月ぶりの安値を切り下げている。
中国景気の先行きが不安視される流れ。
寄り付き後に中国で公表された5月の工業企業利益は前年同月比で0.7%増にとどまり、4月の4.0%増から大幅に鈍化した。
また、中国では30日に6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが発表される。
内容を見極めたいとするスタンスも強まった。
そのほか、米中対立の激化や、人民元安の進行なども引き続き売り材料視されている。
27日のブラジル株式市場は続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1666.53ポイント高(+1.36%)の124307.83で引けた。
日中の取引レンジは122641.84-124307.83となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
成長予想の上方修正が好感された。
ブラジル中央銀行は27日、四半期のインフレ報告を発表。
2024年度の国内総生産(GDP)成長予想は前回の1.9%から2.3%に上方修正された。
一方、24年のインフレ予想は前回の3.5%から4.0%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 3150.32 -0.04%
27日のロシア株式市場は小反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.38ポイント安(-0.04%)の3150.32ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3122.08-3158.40となった。
前半は軟調な展開を示したが、後半は前日の終値近辺まで回復した。
通貨ルーブル高で輸出銘柄に売りが広がった。
また、欧米との対立なども引き続き警戒された。
一方、指数の下値は限定的。
原油価格の上昇が指数をサポートした。
また、経済指標の改善も好感された。
5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は5.3%となり、前月の3.9%と予想の2.3%を上回った。
【インド】SENSEX指数 79243.18 +0.72%
27日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比568.93ポイント高(+0.72%)の79243.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同175.70ポイント高(+0.74%)の24044.50で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をやや拡大させた。
SENSEX指数はこの日、再び過去最高値を更新。
個人消費の回復観測が支援材料となった。
モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、2024年度のインド個人消費の増加率が6.1%になると予測。
予想通りなら前年度の4%を上回る。
また、インフレ率の落ち着きがみられた場合、個人消費が一段と拡大するとの見方を示した。
また、インド応用経済調査会(NCAER)も最新リポートで、投資の拡大やマクロ経済の安定を指摘し、24年度のインドの成長率が7.5%になると予測した。
【中国本土】上海総合指数 2945.85 -0.90%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.67ポイント安(-0.90%)の2945.85ポイントと反落した。
2月20日以来、約4カ月ぶりの安値を切り下げている。
中国景気の先行きが不安視される流れ。
寄り付き後に中国で公表された5月の工業企業利益は前年同月比で0.7%増にとどまり、4月の4.0%増から大幅に鈍化した。
また、中国では30日に6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが発表される。
内容を見極めたいとするスタンスも強まった。
そのほか、米中対立の激化や、人民元安の進行なども引き続き売り材料視されている。