*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、通貨レアル安の進行が指数の足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 131816.44 -0.69%
30日のブラジル株式市場は小幅続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.92ポイント安(-0.69%)の131816.44で引けた。
日中の取引レンジは131816.44-133119.79となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
通貨レアル安の進行が指数の足かせに。
また、ボベスパ指数が引き続き過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。
一方、指数の下値は限定的。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2857.56 -0.03%
30日のロシア株式市場は弱含み。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.00ポイント安(-0.03%)の2857.56ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2841.30-2889.87となった。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。
欧州株の下落が指数の足かせとなった。
また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。
一方、指数の下値は限定的。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気刺激策の発表などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84299.78 -1.49%
30日のインドSENSEX指数は続落。
前日比1272.07ポイント安(-1.49%)の84299.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同368.10ポイント安(-1.41%)の25810.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。
また、成長の伸び鈍化観測なども引き続き警戒された。
ほかに、欧州市場の下落や外国人投資家(FII)の売り継続が終盤の下げを拡大させた。
【中国本土】上海総合指数 3336.50 +8.06%
週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比248.97ポイント高(+8.06%)の3336.50ポイントと9日続伸した。
昨年5月以来、約1年5カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。
中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成を図り、景気支援策を集中して打ち出している。
直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。
広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。
上海市や深セン市なども規制を緩和することを明らかにした。
また、李強・首相は29日、国務院(内閣に相当)で演説し、新しい漸進的な経済政策を適時に検討するとしたうえで、すでに決定している政策の実施ペースを加速していくと述べている。
指数は高く寄り付き、徐々に上げ幅を広げた。
30日のブラジル株式市場は小幅続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.92ポイント安(-0.69%)の131816.44で引けた。
日中の取引レンジは131816.44-133119.79となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
通貨レアル安の進行が指数の足かせに。
また、ボベスパ指数が引き続き過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。
一方、指数の下値は限定的。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2857.56 -0.03%
30日のロシア株式市場は弱含み。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.00ポイント安(-0.03%)の2857.56ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2841.30-2889.87となった。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。
欧州株の下落が指数の足かせとなった。
また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。
一方、指数の下値は限定的。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気刺激策の発表などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84299.78 -1.49%
30日のインドSENSEX指数は続落。
前日比1272.07ポイント安(-1.49%)の84299.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同368.10ポイント安(-1.41%)の25810.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。
また、成長の伸び鈍化観測なども引き続き警戒された。
ほかに、欧州市場の下落や外国人投資家(FII)の売り継続が終盤の下げを拡大させた。
【中国本土】上海総合指数 3336.50 +8.06%
週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比248.97ポイント高(+8.06%)の3336.50ポイントと9日続伸した。
昨年5月以来、約1年5カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。
中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成を図り、景気支援策を集中して打ち出している。
直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。
広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。
上海市や深セン市なども規制を緩和することを明らかにした。
また、李強・首相は29日、国務院(内閣に相当)で演説し、新しい漸進的な経済政策を適時に検討するとしたうえで、すでに決定している政策の実施ペースを加速していくと述べている。
指数は高く寄り付き、徐々に上げ幅を広げた。