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19日の米国市場では、原油相場の下げが嫌気されNYダウは21ドル安となった。
為替相場も1ドル=112円台まで円高に振れたことから、日経平均は115円安でスタートした。
ただ、先物に買い戻しが入りプラスに切り返すと、前場に一時16187.40円(前週末比220.23円高)まで上昇した。
前引けにかけて上げ渋る場面も見られたが、為替相場がやや円安方向に戻したことや上海総合指数の上昇、時間外取引での原油先物価格の反発などを背景に、後場に入るとおおむね16100円台で堅調に推移した。
大引けの日経平均は前週末比143.88円高の16111.05円となった。
東証1部の売買高は20億3748万株、売買代金は2兆581億円だった。
業種別では、空運業が4%超の上昇となったほか、水産・農林業、食料品が上昇率上位だった。
一方、鉱業が4%超下げたほか、鉄鋼、銀行業が下落率上位だった。
個別では、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)といった値がさ株や、KDDI (T:9433)、JT (T:2914)、NTT (T:9432)などが堅調。
ソフトバンクグ (T:9984)も小幅ながらプラスに切り返した。
空運業ではJAL (T:9201)が5%超の上昇に。
また、テーマ株として人気化しているサイバネット (T:4312)が3日連続のストップ高となったほか、個別材料の観測されたgumi (T:3903)もストップ高まで上昇して東証1部上昇率上位となった。
一方、三井住友 (T:8316)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株がそろって下落。
トヨタ自 (T:7203)、パナソニック (T:6752)、ソニー (T:6758)なども軟調。
鉱業では国際帝石 (T:1605)が5%近い下げに。
また、山陽鋼 (T:5481)、富山銀 {{|0:}}、セイコーHD (T:8050)などが東証1部下落率上位となった。