(このリポートは4月1日付をもって配信を停止し、4日付からは「欧州市場サマリー」 (ネームドアイテム NNJ/EU )に統合します。詳しくはお知らせ:欧州・米国株式市場サ マリーの配信停止・統合について RSS/NOTE をご覧ください) [31日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6174.90(‐28.27) 前営業日終値 6203.17(+97.27)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9965.51(‐81.10) 前営業日終値 10046.61(+158.67)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4385.06(‐59.36) 前営業日終値 4444.42(+77.75)
<ロンドン株式市場> 反落。ただ鉱業株が終盤にかけて持ち直したことで、欧州の 他の市場と比べると下落幅は小さかった。 第1・四半期を通してみると約1.1%安となった。 年明けは株価が大幅に下がり、2月中旬までに10%超の下落となった。原油安と中 国経済の減速懸念が相場の重しとなった。それ以降、1次産品株が著しく持ち直し、FT 100種は3月に約1.3%高となった。 鉱業株は31日、序盤に弱含んだ後にプラスに転じた。銅価格が約4週間ぶりの安値 をつけた後に持ち直したことが買い材料となった。米国の3月シカゴ購買部協会景気指数 (PMI)が好調だったことやドルが下落したことが銅価格を押し上げた。 一方、エネルギー株は原油価格の持ち直しにもかかわらず軟調で、FT100種を9 ポイント押し下げた。
<欧州株式市場> 反落。フランスの通信株やイタリアの銀行株が売られ全体水準を 押し下げた。 FTSEユーロファースト300種 .FTEU3 は13.33ポイント(0.99%)安 の1326.55で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は39 .17ポイント(1.29%)安の3004.93だった。 フランスの通信大手オレンジ ORAN.PA と複合企業ブイグ BOUY.PA は進行中の合併・ 買収(M&A)に関する交渉期限を延長した。オレンジはブイグの通信部門ブイグ・テレ コムの買収を計画している。当初は31日が期限となっていたが、進展がないことから4 月3日まで期限を延長することにした。 オレンジは1.3%、ブイグは3.6%それぞれ下落した。競合他社も連れ安となり 、イリアド ILD.PA は2.7%、ヌメリカブルSFR NUME.PA は1.8%、アルティス< ATCA.AS>は1.9%値下がりした。 イタリアの銀行株も大きく売り込まれた。3人の関係筋がロイター通信に語ったとこ ろでは、銀行大手ウニクレディト CRDI.MI は、同行が引き受ける予定のバンカ・ポポラ ーレ・ディ・ヴィチェンツァ(BPV) IPO-BPVS.MI の17億6000万ユーロ規模の 株主割当増資(ライツイシュー)を、市況が改善しなければ延期するべきかどうかを検討 している。今のところは4月の予定だ。