Investing.com -- 主にアップル製品の組み立てで知られる台湾の大手受託製造企業フォックスコンが、成長中の電気自動車（EV）事業を拡大するため、日本の自動車メーカー日産の買収を検討していると、ウォール・ストリート・ジャーナルが本日報じた。
情報筋によると、フォックスコンは日産の中核的な能力、特に自動車のハードウェア製造とデザインにおける専門知識に関心を示しているという。
フォックスコンのEV部門を率いる関純氏（元日産幹部）が、両社間のコミュニケーションチャネルの確立に重要な役割を果たしている。しかし、フォックスコンも日産も公式にはこの件についてコメントを発表していない。
この報道は、長年のライバルである日産とホンダが将来的な協力や合併の可能性について協議していると発表した直後に出てきたものだ。ただし、両社は最終的な決定はまだ下されていないと明言している。
Hon Hai Precision Industryとしても知られるフォックスコンは、グローバルEV市場での足がかりを得るため、受託製造における豊富な経験を活用している。同社の計画には、アップルのiPhoneやソニーのPlayStationを組み立てるのと同様の方法で車両を製造することが含まれている。
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