19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり131銘柄、変わらず5銘柄となった。 日経平均は小幅続落。
前日比8.02円安の16636.67円（出来高概算10億5000万株）で前場の取引を終えた。
4月26、27日開催の米連邦公開市場委員会（FOMC）議事録で、大半のメンバーが6月利上げを支持していることが明らかとなり、NYダウが3ドル安となる一方、為替相場は1ドル＝110円台まで円安に振れた。
日経平均は円安を好感して162円高からスタートしたが、5月SQ値（特別清算指数）16845円手前で失速する形となった。
NY原油先物が時間外取引で下落しているのも重しとなり、前引けにかけてマイナスに転じた。
値下がり寄与トップはKDDI (T:9433)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となった。
KDDIは総務省による携帯電話大手3社への追加値下げ要請に関する報道から3日続落。
日経平均構成銘柄の下落率トップは国際帝石 (T:1605)で5.5％安、同2位は日精工 (T:6471)で3.7％安だった。
前日まで原油価格の持ち直しとともに上昇の目立った国際帝石などの関連銘柄だが、本日は前述したNY原油先物の反落に連れ安となった。
一方、値上がり寄与トップはスズキ (T:7269)となった。
前日は燃費データの不正取得報道を受けて急落したが、過度な反応であったとの見方が強まった。
燃費性能を偽るための改ざん行為などは無く、実際の燃費性能とのかい離もほとんど無かった。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは日製鋼 (T:5631)で8.6％高、同2位は第一生命 (T:8750)で4.3％高だった。
日製鋼は一時464円まで上昇し年初来高値を更新した。
*11:30現在 日経平均株価 16636.67(-8.02) 値上がり銘柄数 89(寄与度+55.30) 値下がり銘柄数 131(寄与度-63.32) 変わらず銘柄数 5 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:7269) スズキ 2718 105 +4.12 (T:8035) 東エレク 7661 104 +4.08 (T:9766) コナミHD 3755 80 +3.14 (T:7733) オリンパス 4370 80 +3.14 (T:4523) エーザイ 6712 63 +2.47 (T:4519) 中外薬 3775 55 +2.16 (T:6954) ファナック 16315 50 +1.96 (T:6762) TDK 6120 50 +1.96 (T:4452) 花王 6055 43 +1.69 (T:6770) アルプス 1992 42 +1.65 (T:6857) アドテスト 1140 21 +1.65 (T:7735) SCREEN 1016 41 +1.61 (T:2801) キッコーマン 3740 40 +1.57 (T:5631) 日製鋼 457 36 +1.41 (T:7951) ヤマハ 3190 35 +1.37 (T:4704) トレンド 4120 30 +1.18 (T:2002) 日清粉G 1849 28 +1.10 (T:4911) 資生堂 2762.5 26.5 +1.04 (T:6988) 日東電 6863 25 +0.98 (T:6902) デンソー 4100 23 +0.90 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9433) KDDI 3089 -28 -6.59 (T:9984) ソフトバンクG 5982 -28 -3.29 (T:6758) ソニー 2880 -64 -2.51 (T:4503) アステラス薬 1491.5 -12 -2.35 (T:6971) 京セラ 5441 -25 -1.96 (T:1963) 日揮 1712 -48 -1.88 (T:4543) テルモ 4325 -20 -1.57 (T:6471) 日精工 1000 -38 -1.49 (T:7203) トヨタ 5499 -38 -1.49 (T:4507) 塩野義 6125 -36 -1.41 (T:8058) 三菱商 1886.5 -33.5 -1.31 (T:5713) 住友鉱 1190.5 -32 -1.26 (T:8015) 豊通商 2489 -30 -1.18 (T:4324) 電通 5530 -30 -1.18 (T:4901) 富士フイルム 4541 -29 -1.14 (T:8252) 丸井G 1631 -24 -0.94 (T:7751) キヤノン 3087 -16 -0.94 (T:2282) 日本ハム 2544 -22 -0.86 (T:5002) 昭和シェル 1104 -21 -0.82 (T:9735) セコム 8552 -21 -0.82