週明け24日の米国市場では、NYダウが8.41ドル高の26727.54と小幅高の一方でナスダック総合指数は26.01pt安の8005.70と軟化し、シカゴ日経225先物も大阪日中比65円安の21165円。
25日早朝の為替は1ドル=107円30銭前後と、24日大引け時点に比べて小幅に円高。
本日の東京市場はもみ合いが予想される。
28、29日の大阪サミット期間中に開催される米中首脳会談を前に昨日まで薄商いが続いてきたが、売りを急ぐ様子は窺えなかった。
昨日は円相場の高止まりに抗してソニー (T:6758)、トヨタ自動車 (T:7203)、ファナック (T:6954)などが値上がりして引けたほか、米国市場でハイテク株が買われたため、本日の東京市場でも電子部品株を中心に買いが期待できる。
ただ、為替がやや円高に傾いており、上値では売り物が厚みを増しそうだ。
また、原油先物相場の堅調な動きから国際石油開発帝石 (T:1605)、JXTGホールディングス (T:5020)、三井物産 (T:8031)などにも買いが予想される。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された五洋建 (T:1893)、味の素 (T:2802)、東レ (T:3402)、塩野義 (T:4507)、京セラ (T:6971)、任天堂、新生銀 (T:8303)、東宝 (T:9602)などに注目。