世界的に人気のメタバース(仮想空間)プラットフォームである「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」と、その仮想世界で使用されるERC-20トークン「サンド(SAND)」に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説します。この記事ではSANDを取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。
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ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)とは?
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)とは、暗号資産とブロックチェーン技術を活用したメタバース(仮想空間)プラットフォームであり、仮想空間・プラットフォーム・プロジェクトの名称が「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」、プラットフォーム上で使用される仮想通貨の名称が「サンド(SAND)」となっています。
SANDはイーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン技術を用いて発行されるERC-20トークンとなっており、大手暗号資産取引所である「BINANCE(バイナンス)」などをはじめとする複数の仮想通貨取引所に上場しています。
メタバース(仮想空間)とは、オンライン上に構築された3DCG仮想空間のことであり、サービス利用者は自分のアバターを作成して世界に入ることによって、仮想空間にアクセスしている他のユーザーとのコミュニケーションを楽しんだり、仮想空間上に構築されたコンテンツで遊ぶことができるようになっています。
The Sandboxはこのメタバースに仮想通貨を組み合わせた”3Dボクセルアート形式のプラットフォーム”となっているため、ユーザーは「MetaMask(メタマスク)」などの仮想通貨ウォレットを接続することによって、仮想空間内でアバター・アイテム・武器などの様々なアイテムを売買したり、仮想空間に構築されたゲームをプレイしたり、仮想空間上の土地を売買したりすることができるようになっています。
ブロックチェーン技術を活用したメタバースプラットフォームは既に複数公開されていますが、The Sandboxはゲーム分野との繋がりも強いため、ゲーム関連コンテンツも多数構築されています。
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)の特徴
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。
暗号資産を取り入れた仮想空間プラットフォーム ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は暗号資産を活用したメタバースプラットフォームとなっているため、ユーザーは自分の仮想通貨ウォレットを「The Sandbox」のプラットフォームに接続することによって、仮想空間上でアバター・武器・アイテム・土地・不動産・アートなどといった様々なアイテムを自由に売買することができるようになっています。
ウォレットの接続も非常に簡単であるため「MetaMask(メタマスク)」の拡張機能を使用している方であれば、すぐにアカウントを作成してNFTや土地を売買することができます。
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仮想空間上の土地「LAND」 ザ・サンドボックス(The Sandbox)の仮想空間上に存在する土地は「LAND」として販売されているため、ユーザーはこのLANDを購入することによって「ザ・サンドボックス上の土地」を保有することができます。購入したLANDは後で他のユーザーに売却することもできるため、不動産投資感覚で仮想空間上の土地を保有することも可能です。
LANDの購入ページには「The Sandbox」の公式サイトからアクセスすることができるようになっており、大手NFTマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」や、日本の暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」でもLANDの販売が行われています。
また「The Sandbox公式サイトのMAPページ」にアクセスすれば、プラットフォーム全体のマップから売り出し中の土地を探すこともできるため、有名なプロジェクト周辺の土地を探すこともできるようになっています。なお、LANDは仮想通貨ETHで購入可能となっており、販売価格は土地の立地条件なども考慮して個別に設定されています。
「The Sandbox」のMAPページでは地図全体を見ながら販売箇所を探すことが可能(画像:The Sandbox)
アイテムを売買できる「NFTマーケットプレイス」 ザ・サンドボックス(The Sandbox)のプラットフォームでは「NFTマーケットプレイス」も提供されているため、ユーザーは仮想通貨SANDを使用して自分が保有するNFTを他のユーザーと売買することができます。
The Sandboxは既に「Snoop Dogg、Care Bears、Atari、Smurfs、Binance、The Walking Dead」などといった様々な個人・企業・プロジェクトと提携しているため、NFTマーケットではそのような有名ブランドのNFTアイテムも販売されています。
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NFTアイテムなど作成できる「VoxEdit」 ザ・サンドボックス(The Sandbox)は、自分のパソコンでNFTアイテム・アバター・武器などを無料で作成できるクリエイター向けツール「VoxEdit」も提供しています。「VoxEdit」はMac版・Windows版の両方が無料で公開されているため、パソコンを持っている方は「公式サイトのCreateページ」からすぐダウンロードすることができます。
「VoxEdit」は自分のパソコン上で武器・アバター・建物・乗り物・装飾品などといった様々なアイテムを簡単に作成することができる無料ソフトとなっており、作成したアイテムは簡単に「The Sandbox」の自分のアカウントにエクスポートすることができる仕組みとなっています。
このソフトは日本語にも対応しており「モデラー・アニメーター・ブロック・テンプレート」などの項目が用意されているため、モデラーで3Dアイテムをデザインしたり、アニメーターでアイテムに動きを加えたり、既存のテンプレートからより簡単にアイテムを作成したりすることができます。
3Dゲームを構築できる「Game Maker」 ザ・サンドボックス(The Sandbox)は仮想空間上の3Dゲームを無料で構築することができるクリエイター向けのビルダーツール「Game Maker」も提供しています。「Game Maker」は記事執筆時点で”Windows版のみ”の提供となっているものの、このソフトも「公式サイトのCreateページ」からすぐダウンロードすることができます。
「Game Maker」を使用すると、自分が保有するNFTアイテムなどを使用して簡単に3Dボクセルゲームを作成することができます。このソフトはコーディングの知識を持ってない方でも直感的にゲームを構築できるように設計されているため、自分のオリジナルゲームを比較的簡単に作成できる魅力的なツールとなっています。
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)の基本情報
プロジェクト名称 | ザ・サンドボックス(The Sandbox) |
トークン名称 | サンド(SAND) |
ティッカーシンボル | SAND |
発行上限 | 3,000,000,000 SAND |
トークン規格 | ERC-20トークン |
サンド(SAND)を取扱う暗号資産取引所 ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は記事執筆時点で日本国内の暗号資産取引所には上場していません。SANDの取引が可能な海外の主要取引所としては以下のような取引所が挙げられます(2021年12月時点)。
・BINANCE(バイナンス)
・Kraken(クラーケン)
・Gemini(ジェミナイ)
・Bitstamp(ビットスタンプ)
・Bittrex(ビットレックス)
サンド(SAND)対応のウォレット サンド(SAND)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
・MetaMask(メタマスク)
・Trezor(トレザー)
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)関連リンク ・The Sandbox公式サイト
・The Sandbox公式Twitter
・The Sandbox公式Facebook
・The Sandbox公式Telegram
・The Sandbox公式Discord
・The Sandbox公式Instagram
・The Sandbox公式ブログ
・The Sandbox公式YouTubeチャンネル
・ホワイトペーパー
・エクスプローラー①(Etherscan)
・エクスプローラー②(Ethplorer)
・エクスプローラー③(PolygonScan)
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