[パリ 22日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは、2020年の航空機合計納入数が2年連続で世界トップになる見通しだ。新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、前年比35%減少するものの、11月末段階でライバルの米ボーイングに圧倒的な差をつけており、首位の座は揺るぎそうにない。
今週段階でエアバスの納入数は520機を超えており、業界関係者は最終的に550-560機に達すると予想している。1-11月の納入実績は477機。同じ期間のボーイングは118機だった。
超大型旅客機「A380」の納入も再開し、今月に入ってエミレーツ航空に2機引き渡されたもようだ。