水曜日午後のアジア市場はまだら模様だ。中国製品への関税率アップのニュースによって、中国株は上昇した後、下落に転じた。
トランプ政権は、2000億ドル相当の中国製品への10%の関税を25%に引き上げることを検討しているとされている。中国からの輸入品に対する意見公募が水曜日で終了するため、関税に関する次の動きが出てくることが予想され、中国が現実に報復すれば、米国と中国の貿易摩擦に焦点が移ることになる。
ブルームバーグによると、スーベニア・ミンチン米財務長官と劉偉副首相は、貿易交渉の再開を検討していたが、話し合いのための会話が増えることに合意したが、今の段階では、より具体的なスケジュールや議題はまだ確定されていないようだ。
上海総合指数と 深セン総合指数はともに午後2時45分現在で0.5%の下落、香港の ハンセン指数も0.4%下落した。Caixin製造業部門購買担当者指数は50.8と先月の51.0から下落。昨日公表された中国製造業購買担当者指数も51.2と先月よりも結果が悪く、予想も下回った。
一方、米国上場の中国のインターネット検索会社Baidu Inc(ナスダック: BIDU)は、6月30日までの第2四半期の純利益が前年同期の45億ドルから64億元(9億4,665万ドル)となり、13.4%上昇した。
日本では日経225は0.8%上昇した。任天堂株式会社(T:T: 7974)の第1四半期の営業利益は305億円で、予想の256億円を上回った。
他の地域では、韓国のコスピも0.4%上昇した。アップルの株価は予想よりも良い決算を受けて、米国でアップル株が時間外取引で上昇した。