[ヨハネスブルク 8日 ロイター] - 南アフリカで8日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため実施されていた規制の段階的な緩和に伴い、学校が再開された。ただ、保護者からは、感染対策が充分取られていないのではないかと懸念が出ている。
教職員労組は前週、学校にはマスクや手袋などの装備が揃っていないとして再開指示に従わないよう職員らに通達、新学年の開始が遅延していた。だが、最大の労組が抗議を取り下げるとともに、Angie Motshekga基本教育相が7日、学校における装備を強化したため小中学校の95%で授業の再開が可能になったと述べた。
ヨハネスブルク近郊の小学校では、職員が校門で児童を検温する風景が見られるなどした。
クラスは20人以下に制限。学校がマスクと手袋を配布している。ただ、一部の保護者は納得していないという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200609T021536+0000