[ブエノスアイレス 3日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行が3日公表した月例アナリスト調査によると、2019年の国内総生産(GDP)伸び率予想はマイナス2.5%で、前回調査のマイナス1.4%から悪化した。政局不透明感が影響した。
19年のインフレ率予想は55%で、前回の40%を上回った。
調査は、8月11日の大統領選予備選で野党のフェルナンデス元首相が現職のマクリ大統領を抑えて首位に立った後に実施された。
この結果を嫌気して通貨ペソは8月に26%下落しており、物価上昇につながるとみられている。