[31日 ロイター] - 米グーグルのアプリストアで配信されている一部の子ども向けアプリについて、市民団体は31日、親の同意なしに違法に個人情報を収集して広告を掲載していないか調査するよう米連邦取引委員会(FTC)に要請した。
調査を求めたのは子どもを商業主義から守る活動をしている「CCFC」とデジタル民主主義センター(CDD)で、「グーグルプレイ」で「教師が推奨(Teacher approved)」という認証バッジを付けて配信されているアプリを問題視している。
一部のアプリは児童オンラインプライバシー保護法に違反しており、教師推奨バッジは誤解を招くと主張している。
CCFCの幹部アンジェラ・キャンベル氏は、グーグルプレイが子ども向けアプリの開発業者に対し同法の順守を徹底させることを条件にFTCとグーグルが合意することを望んでいると述べた。
グーグルは「(グーグルプレイが)子どもと家族のために有益で安全な環境を提供することを約束する」とし、「当社のプラットフォームにおいて、子どもの保護を引き続き優先する」と述べた。