[31日 ロイター] - 米マイクロソフトは31日、米陸軍から拡張現実(AR)ヘッドセットの納入契約を受注したと発表した。広報担当者よると、契約の期間は10年で、規模は最大218億8000万ドル。米国内で製造する。
受注したのは、コンピューター画像を3次元(3D)で見ることができる同社の眼鏡型ホログラフィックレンズ「ホロレンズ」と、クラウドサービス「アジュール」を使った機器。
マイクロソフトはこの2年間、陸軍と協力して試作品の開発を進めてきたが、陸軍が生産段階に入ったという。
マイクロソフトは米国防総省から「JEDI(ジェダイ)」と呼ばれる100億ドル規模のクラウド事業も受注しているが、アマゾン・ドット・コムが事業の選定を巡って訴訟を起こしている。 2021-03-31T231851Z_1_LYNXMPEH2U1XA_RTROPTP_1_USA-CYBER-MICROSOFT.JPG