[東京 27日 ロイター] - 京セラは27日、2022年3月期は連結当期利益(国際会計基準)が前年同期比25.3%増の1130億円になりそうだと発表した。デジタル化の流れの中、5Gや半導体向けを中心に電子部品の需要増を見込む。
セラミックコンデンサーなどの増産に向け、設備投資額は2600億円と過去最高を計画する。
前提為替レートは1ドル105円、1ユーロ125円。
同時に発表した2021年3月期の当期利益は前期比16.3%減の902億円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、主要な取引先の半導体や自動車業界が想定以上のペースで回復し、期初予想を上回った。配当は1株80円に決定した。従来予想から20円引き上げ、20年3月期と同額にした。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20210427T073100+0000