[ワシントン 14日 ロイター] - 米民主党の大統領候補指名獲得を目指すカマラ・ハリス上院議員は14日、計34人が犠牲となった最近の銃乱射事件3件を受け、「国内テロ」に対処する計画を発表した。
ハリス議員は大統領に就任すれば、ヘイトクライム(憎悪犯罪)を計画している兆候がある人物の銃器へのアクセスを一時的に制限するよう、個人が連邦裁判所に訴えることを可能にする法律を成立させると表明した。
さらに、先に公表していた銃購入者のバックグラウンドチェックを強化する方針については、インターネット上での購入にも適用するとしたほか、国家テロ対策センターの権限を国内テロの問題にも拡大するよう議会に要請する方針を示した。
同議員はまた、トランプ大統領が銃規制を緩和し、白人至上主義者の脅威に対応する人材や資金を他に振り向けたと非難した。