[マラガ 2日 ロイター] - スペイン沿岸警備当局によると、北アフリカから危険を冒してスペインに渡航しようとしたおよそ200人が2日、救助された。
スペイン救助当局によると、この日はジブラルタル海峡で3隻のボートから未成年者10人を含む73人が救助された。また、アルボラン海では5隻のボートから110人が救助された。
内務省の統計によると、年初から8月半ばまでにスペインに到達した移住希望者は1万8000人強で、前年の同じ期間から39%減少した。
国連の統計では、昨年に中東と北アフリカから欧州連合(EU)に海路で到着した人の数は、2015年の100万人超から14万1500人に減少した。一方、危険な航海の途上で死亡したか、または行方不明となった人は推定1万5000人に達しているもようという。