[ドバイ 6日 ロイター] - イランは6日、2015年核合意で定められた義務の履行を停止する「第3弾」の措置として研究開発の制限を撤廃したことを明らかにした。イラン学生通信(ISNA)が伝えた。
ISNAによると、イラン外務省のムサビ報道官は「ザリフ外相は欧州連合(EU)の(モゲリーニ)外交安全保障上級代表への書簡で、イランが研究開発活動の制限を全面的に解除したと通告した」と述べた。
核合意では濃縮ウランの貯蔵量が制限されており、ウラン濃縮活動に使う遠心分離機などの研究開発も制約を受けていた。
また、国営テレビによると、イランの原子力エネルギー機構(AEO)は7日、核プログラムを加速させる新たなステップの詳細を明らかにする。
*内容を追加しました。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190905T230331+0000