[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%上昇。サウジアラビアのエネルギー相に就任したアブドルアジズ・ビン・サルマン王子が、原油価格支援に向け減産政策を維持する姿勢を示した。
アブドルアジズ王子は9日、原油市場の均衡達成に向け、サウジが他の産油国と引き続き協調していく姿勢を示すとともに、石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意は「全ての関係者の意思」があって存続すると述べた。
北海ブレント先物 (LCOc1)の清算値は1.05ドル(1.7%)高の1バレル=62.59ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は1.33ドル(2.4%)高の57.85ドルだった。
リッターブッシュ・アンド・アソシエーツ社長のジム・リッターブッシュ氏は、新エネルギー相就任について「市場均衡がさらに進むまで生産抑制が継続することが強く示唆された」と述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190909T204519+0000