[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%下落した。米中通商問題を巡る中間合意の可能性に対する疑念のほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国でつくる「OPECプラス」が一段の減産を巡り何も決定しなかったことなどが重しとなたった。
欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会で利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定したことも圧迫要因となった。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)は0.43ドル(0.71%)安の1バレル=60.38ドル、米WTI原油先物 (CLc1)は0.66ドル(1.18%)安の55.09ドル。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190912T213151+0000