[北京 19日 ロイター] - 中国外務省の耿爽報道官は19日の定例会見で、サウジアラビアの石油施設への攻撃について「客観的な」調査を望むと述べた。
サウジは14日の攻撃について、イランの関与は「疑いない」と主張。一方、イランは関与を否定している。
サウジ、イラン両国と密接な関係を持つ中国は攻撃を非難しつつ、特定の国を批判することなく、冷静になって自制するよう呼び掛けている。
耿報道官は「われわれは包括的、客観的、公的な調査を望む」と表明。「当事国が地域における緊張の高まりにつながる行動を避け、地域の平和と安定をともに守るようあらためて求める」と述べた。