[東京 19日 ロイター] - ラグビーの日本代表SH流大(ながれゆたか)は、20日に行われる日本開催のワールドカップ(W杯)開幕戦のロシア戦を前に、チームとしても個人としても緊張感が高まっていることを認め、責任感を口にした。
ラグビー界で中心を担ってきた国々以外で初の開催国となった日本は、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の下で4年間、強化を図ってきた。ロシア戦の国内視聴率は過去最高が見込まれるなど日本国内の期待は高まっている。
流は「きょうも本当に多くのメディアの方に来ていただいて、注目されている中での試合になるので、緊張します」と注目度の高さを感じつつ、「夢の舞台なのでしっかりと楽しんで、自信を持ってやっていきたい」と語った。
そして、試合当日も緊張するであろうことを認めながら「それぞれの選手をつないでいくようなコミュニケーションを取って、ゲームをコントロールしていきたい」と意気込んだ。
日本はロシアのフィジカルの強さを生かしたスタイルに対し、ハイテンポのプレーで挑む形になるとみられるが、その中で司令塔を務める流に求められる役割は非常に重要になってくる。
期待と重圧の中で初戦に挑むことになる流は、非常に責任を感じているとコメント。開幕戦という大きなプレッシャーがかかる試合に出場することについて「チームの期待もかかっていますし、日本の皆さんの期待を背負って」いるとし、「責任を持ってプレーしたい」と話した。