[20日 ロイター] - 米ニューヨークのビル・デブラジオ市長(58)が20日、2020年米大統領選に向けた民主党の候補指名争いから撤退すると表明した。
デブラジオ市長は「労働者第一主義」を掲げ、5月に立候補したが支持率が伸びず、今月行われた民主党のテレビ討論会に参加できなかった。
市長はMSNBCテレビで、厳格なテレビ討論会への参加要件に言及し、序盤戦にもかかわらず「多くの候補者にとってハードルが極めて高い」ことが撤退を決めた主因と述べた。
デブラジオ市長の撤退表明を受け、トランプ大統領は皮肉をこめたツイートを投稿。「政治の大ニュースだ。ここ数年で一番大きなニュースかもしれない!パートタイムのニューヨーク市長は、確固たるゼロの支持率を獲得し大きく伸びる余地があるのに、驚くことに大統領選から撤退した」とし、「ニューヨーク市は大きく落胆している。市長が帰ってくるからだ!」と述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190920T155225+0000