[ニューヨーク 23日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は、国連総会の合間に予定されている米国とカナダの企業幹部との24日の朝食会で、欧州連合(EU)離脱後の企業誘致に向け、離脱後に英国を最もビジネスをしやすい国にすると強調する。
スピーチ原稿によるとジョンソン氏は、英国に投資する際の税優遇措置や、英国が世界をリードする分野でのより良い規制の導入など、EUを離脱することで得られる全ての自由を生かすと説明する。
ジョンソン氏は24日、トランプ米大統領とも会談し、EU離脱後の米国との自由貿易協定について議論する予定。
米国は英国にとり、EUに次ぐ規模の貿易相手国。2018年の米国向け輸出は1182億ポンド(1469億ドル)で、全体の19%に達した。また、米国からの輸入は720億ポンドで、2番目に大きな輸入先だった。