[米軍機上 19日 ロイター] - エスパー米国防長官は19日、シリア北部から撤収中の米軍部隊約1000人全員をイラク西部に再配置する計画だと明らかにした。過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いを継続し「イラク防衛を助けるため」と説明した。
中東に向かう途上で記者団に語った。「シリア北部からの米軍撤収を速やかに進めている。数日間ではなく数週間を要する」と述べた。
一方、シリア北部で越境軍事作戦を開始したトルコが17日、軍事作戦の5日間停止でペンス米副大統領と合意したことに関しては「全体的に停戦はおおむね維持されているように思う」と指摘。間欠的な攻撃の報告はあるが「必ずしも私を驚かせるものではない」との認識を示した。