[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国時間の原油先物は5日ぶりに反落。米原油在庫の増加見通しや中国の経済指標に対する懸念が重しとなり、米中通商協議が進展すれば原油需要が高まるとの期待が打ち消された。
北海ブレント先物 (LCOc1)の清算値は0.45ドル(0.7%)安の1バレル=61.57ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は0.85ドル(1.5%)安の55.81ドル。
取引序盤にはそれぞれ62.34ドル、56.92ドルまで上昇し、ともに1カ月ぶり高値を更新した。
トレーダーによると、10月25日までの1週間でオクラホマ州クッシングの米原油在庫が約150万バレル増加した。
ロイターのアナリスト調査では、米原油在庫は前週約70万バレル増加したと予想されている。