[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米国時間の米原油先物価格は3%超上昇した。米原油在庫やロシアが原油市場均衡のため石油輸出国機構(OPEC)と引き続き協調する姿勢を示したことが背景。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.49ドル(2.5%)高の1バレル=62.40ドル。米WTI先物 (CLc1)は1.90ドル(3.4%)高の57.11ドル。
米エネルギー情報局(EIA)によると、先週の米原油在庫は140万バレル増加し、アナリスト予想の150万バレル増を下回った。
また、ロシアのプーチン大統領は20日、原油市場の安定と予見可能性を維持する目標をロシアはOPECと共有していると述べ、引き続き協調減産に協力する姿勢を示した。
ただ、米中通商協議の「第1段階」の合意が来年にずれ込む可能性があるとロイターが報じたことを受け、上昇幅はやや縮小した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191120T214613+0000