[東京 12日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小動き。石油輸出国機構(OPEC)が来年のOPEC産原油が若干の供給不足になる可能性を示し、市場に安ど感が広がっている。
0100GMT(日本時間午前10時)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.19ドル(0.3%)高の1バレル=63.61ドル。前日は米原油在庫の予想外の増加で1%下落した。
米WTI (CLc1)は0.09ドル安の58.85ドル。前日は0.8%安だった。
OPECは11日公表した月報で、来年のOPEC産原油について、若干の供給不足になる可能性があるとの見方を示し、市場が予想よりタイトになる可能性を示唆した。
米エネルギー情報局(EIA)が11日発表した12月6日までの1週間の米石油在庫統計は、前週比80万バレル余りの増加。ロイター調査の予想は280万バレルの減少だった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191212T024011+0000