[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は5%の大幅高となり、週間では2週連続で上昇した。米国内の掘削リグ稼働数が過去最低に減少したほか、新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)の緩和を計画する州が増えたことが背景。
国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は今週、34基減の374基となり、過去最低を記録した。エネルギー業界は新型コロナ流行による需要減に対応するため、生産や投資を減らしている。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.51ドル(5.1%)高の1バレル=30.97ドル。WTI先物 (CLc1)は1.19ドル(5%)高の24.74ドルだった。
週間ベースでは北海ブレントが約18%、WTIが約33%上昇した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200508T213226+0000