[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が協調減産を延長するとの期待から上昇し、北海ブレントと米原油先物はともに3%を超えて上昇し、3週間ぶり高値に迫った。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.25ドル(3.3%)高の1バレル=39.57ドル、米WTI先物 (CLc1)が1.37ドル(3.9%)高の36.81ドル。
リポー・オイル・アソシエーツのプレジデント、アンディ・リポー氏は「OPECプラスが現行の協調減産を2カ月延長する観測が出ている。同時に、世界的に新型コロナウイルス感染拡大抑制策が緩和され経済活動が再開される中、需要が押し上げられ、原油市場は8月までには均衡化するという見方も出ている」と述べた。