[ソウル 15日 ロイター] - 15日の原油先物は堅調。米原油在庫の急減を受けた。市場はきょう開かれる石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の合同閣僚監視委員会(JMMC)の内容を見極めようとしている。
0049GMT(日本時間午前9時49分)時点で、北海ブレント原油先物 (LCOc1)は0.10ドル(0.2%)高の1バレル=43ドル。米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物 (CLc1)は0.14ドル(0.4%)高の1バレル=40.43ドル。
米石油協会(API)が公表した週間在庫統計によると、10日までの1週間の国内原油在庫は前週比830万バレル減少。アナリスト予想は210万バレル減だった。新型コロナウイルス流行にもかかわらず、需要が改善していることを示唆している。
供給面では、きょう開かれるJMMCについて、市場は将来の生産水準の方向性をつかもうと注視している。