[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁は15日、7月の同国のホテル・レストラン産業の収入が前月比(実質、季節調整済み)で21.9%増加したと発表した。
前年同月比では26.8%減。新型コロナウイルス危機から回復が進んでいるものの、危機前の水準には達していない。
最も打撃が大きかったのはケータリング産業で、前年比41.9%減だった。
ドイツでは新型コロナ対策の一環で、3月に幅広い制限措置が導入され、ホテル・レストラン産業の活動が事実上停止した。レストランは休業もしくは持ち帰りサービスのみの営業となり、ホテルも観光客の減少や展示会の中止などで打撃を受けた。