[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約3%上昇した。大型ハリケーン「デルタ」を受けたメキシコ湾岸での生産停止に加え、サウジアラビアやノルウェーでの減産の可能性が支援材料となった。
原油先物は正午に急上昇。サウジアラビアが来年初めの増産に向けた石油輸出国機構(OPEC)の計画の中止を検討していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物 (LCOc1)が1.35ドル(3.2%)高の1バレル=43.34ドル。前日は1.6%安だった。米WTI原油先物は1.24ドル(3.1%)高の41.19ドル。前日は1.8%下落していた。
ストライキによる北海での生産停止が広がるとの見通しも支援材料となった。