🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

原油先物は上昇、OPECプラスの増産見送り期待で

発行済 2020-11-16 11:20
更新済 2020-11-16 11:27
© Reuters. 原油先物は上昇、OPECプラスの増産見送り期待で
LCO
-
CL
-

[シンガポール 16日 ロイター] - 16日のアジア時間序盤の原油先物は上昇。石油輸出国機構(OPEC) 加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が来年1月に計画している増産を見送るとの期待が、新型コロナウイルス再拡大による燃料需要減退やリビアの増産を巡る懸念を相殺している。

0043GMT(日本時間午前9時43分)現在、北海ブレント先物の1月限 (LCOc1)は0.27ドル(0.6%)高の1バレル=43.05ドル。米WTI先物は12月限 (CLc1) が0.35ドル(0.9%)高の40.48ドル。

ブレント、WTIともに先週はOPECプラスによる増産見送りへの期待から週間で8%超上昇。

OPECプラスは17日に合同閣僚監視委員会(JMMC)を実施し、11月30日─12月1日に総会を開催する。

OPEC加盟国であるリビアによる急速な生産回復はOPECプラスの協調減産に課題をもたらしている。一方、欧州と米国での自動車交通量の鈍化は今冬の燃料需要回復への期待をしぼませている。

© Reuters. 原油先物は上昇、OPECプラスの増産見送り期待で

ANZのアナリストは「封鎖措置の拡大で、欧州の高速道路交通量はここ数週間は一部の国で約50%減少している」と指摘。米国でも当局が行動制限の再導入に消極的なのにもかかわらず、高速での交通量が鈍っていることがデータで示されているという。

一方、エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した13日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は、前週比12基増の312基と5月以来の高水準となった。

ANZのアナリストは来年上半期に原油の供給超過幅が日量150万─300万バレルに拡大すると予想。新型コロナウイルスワクチンによる燃料需要への押し上げ効果が表れるのは下半期になると見込んでいる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます