ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

世銀とIMF、気候・環境支出の貧困国向け助言組織を計画

発行済 2021-04-08 10:25
更新済 2021-04-08 10:27

[ワシントン 7日 ロイター] - 世界銀行と国際通貨基金(IMF)が、気候変動対策や環境保全活動向けの支出について貧困国に助言を行うプラットフォームの立ち上げを計画していることが分かった。環境関連の支出と債務救済策を紐付ける構想の一環。ロイターが計画案資料を確認した。

資料によると、アドバイザーには条件付き債務救済策などに関する専門知識を有する国連当局者、非政府組織、民間投資家、格付け機関が含まれる。

事情に詳しい関係筋は「プロジェクトごとに焦点を当てた他の構想とは異なり、今回の計画は経済全体を系統的に変化させることに焦点を当てるものだ」と説明。「債務、気候変動、生物多様性の喪失という3重危機」に一段と総体的にアプローチすることを目指していると付け加えた。

別の関係筋は、計画はまだ初期段階にあるものの、事務局を世銀に置いたプラットフォームを今年終盤に立ち上げることを目指していると明らかにした。

ただ、資料によると、このプラットフォームは20カ国・地域(G20)による共通枠組みの債務処理に関する協議に置き換わるものではなく、何らかの債務救済策で合意を得られた後に進め方に関して助言を提供する可能性があるという。

世銀のマルパス総裁は2月のインタビューで、債務救済策を気候変動対策および化石燃料に伴う排出削減向け投資とリンクさせる可能性を示していた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210408T012423+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます