[オーガスタ(米ジョージア州) 11日 ロイター] - 男子ゴルフの松山英樹選手が11日(現地時間)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で行われたマスターズ・トーナメントで初優勝した。日本人男子では初のメジャー制覇。
4打差リードの首位で出た松山は1番ホールでいきなりボギーのスタートとなったが、続く2番でバーディーを決めると、8番、9番の連続バーディーで前半を2アンダーで押し返した。
後半は12番でボギーをたたくと、13番はバーディーで巻き返したものの、15番でアプローチショットを池に入れてしまいボギーに。同ホールでザンダー・シャウフェレ(米国)がバーディーを決めたことで、両者は2打差にまで縮まった。
しかし、シャウフェレは16番でティーショットを池に打ち込むなどしてトリプルボギーで後退。松山も16番でボギー、最終18番もボギーパットとなったが、通算10アンダーで2位に1打差の278で逃げ切った。
松山はメジャー出場33大会目で快挙達成。2位に入ったウィル・ザラトリス(米国)は1979年以来となるマスターズ・デビュー初優勝にあと一歩届かなかった。