[マナグア 21日 ロイター] - ニカラグアのオルテガ大統領は21日の演説で、ウクライナ東部の親ロシア派が支配する地域の独立をロシアのプーチン大統領が承認したのは正しいと主張した。
クリミアで行われたような住民投票をウクライナのドネツクとルガンスクで実施すれば、市民がロシアへの併合に賛成するのは確実だと述べた。
また、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指すウクライナの試みはロシアにとって脅威と指摘した。
「ウクライナがNATOに加盟すれば、ロシアに戦争を仕掛けると表明することになる」とし、「ロシアは自国を守っているだけだ」と擁護した。
ニカラグアはベネズエラやキューバと並んで中南米におけるロシアの主要な友好国の一つ。