[ワシントン 11日 ロイター] - カナダは11日、ウクライナ侵攻に伴いロシアの防衛関連企業に制裁を発動したほか、他の選択肢も検討していると発表した。
この日発動された制裁では、侵攻で軍を支援したと見なしたロシア防衛部門の企業33社が規制対象となった。
政府は声明で、「これらの組織はロシア軍に直接・間接の支援を提供した。したがって、プーチンによる常軌を逸した戦争がもたらしている痛みと苦しみの共犯者と見なされる」と糾弾。「カナダは引き続き事態を注視するとともに、国際社会のパートナーと歩調を合わせて行動し、新たな措置の選択肢を模索していく」と表明した。
カナダは2月24日の侵攻以来、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの700超の個人と組織に制裁を発動している。